- 運動で腰を痛めてしまった場合は?
- 重いものを持って腰が痛くなった場合は?
- 突然ぎっくり腰(急性腰痛)になった場合は?
- 激痛で痛みがひどい時はどうすればいい?
- 前かがみで痛むときは?
- 腰痛で動けない、立てない場合は?
- 腰痛の初期はどう対処すればいい?
- 慢性腰痛はどう対処すればいい?
- 生理前やその最中に出てくる腰痛はどう対処すればいい?
- 妊婦さんの場合はどう腰痛に対処したら良い?
- 産後の腰痛はどう対処すればいい?
- 子育て中の腰痛対処法は?
- ゴルフで腰が痛くなってしまった場合は?
- 寝起きに腰が痛い場合は?
- 腰痛で起き上がれなかったり寝たきり状態の時はどうすればいい?
- 風邪が疑われたり熱がある場合は?
- 咳やくしゃみをすると腰痛が出てしまう場合は?
- 腰痛と共にしびれや坐骨神経痛が出ている時は?
- 腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛はどう対処すればいい?
- 腰痛時はどんな病院に行けばいい?
- 腰痛の対処にストレッチは有効?
- 腰痛の対処として湿布は有効?
- 腰痛ベルトやコルセットは有効?
- 腰痛時の座り方とは?
- 腰痛で寝れない時は?どんな寝方をすればいい?
- 腰痛時はお風呂に入っても大丈夫?
運動で腰を痛めてしまった場合は?
運動で腰を痛めてしまった場合は、運動中に動いた事で痛めたか、運動後にしばらくしてから痛みが出てきたかによって、対処法が変わります。
運動中に痛めた場合
運動中に腰を痛めてしまった場合は、運動の負荷に体が耐えきれず、筋膜や靭帯を損傷している可能性があります。
炎症が起きているかもしれませんので、ますは安静を心がけ、組織の回復に努めてください。その際ですが、腰に熱感がある場合は、炎症が起きている証拠ですので、冷やしてあげると良いです。
炎症は受傷後48時間くらいは続きますので、その後は徐々に痛みが落ち着いてくるはずです。
もし2,3日経っても痛みが減らない場合は、別の問題を抱えている可能性もありますので、専門家にご相談頂ければと思います。
運動後にしばらくして痛くなった場合
運動後にしばらくしてから痛みが出てきてしまった場合は、運動により疲労が蓄積していたり、体のバランスが崩れていたりする可能性があります。
疲労が蓄積している場合は、ストレッチやウォーキングなどである程度ケアが可能です。
有酸素運動のように全身をゆっくり動かしたり、筋肉の柔軟性を回復する事で、症状が改善が期待できます。
ですが、体がバランスを崩している場合は、ちょっとしたケアでは対処できない可能性もありますので、プロにご相談頂ければと思います。
重いものを持って腰が痛くなった場合は?
重いものを持って腰が痛くなった場合は、物を持った瞬間に痛くなったのか、しばらくしてから痛くなってきたのかによって変わります。
物を持った瞬間に痛くなった
物を持った瞬間に腰が痛くなってしまった場合は、関節や筋肉を損傷している可能性があります。
まずはそれ以上ダメージを広げないために、腰を無理に動かす事は避けてください。
腰に炎症が起きている場合は、少し冷やしてあげても良いですが、軽い症状であれば、数日で痛みは和らいでくるはずです。
ですが、人によっては関節が歪んでいたり、筋膜が固くなっていたりする場合もありますので、異変を感じたらすぐに専門家にご相談する事をオススメします。
時間が経ってから痛みが出てきた
物を持った直後ではなく、しばらくしてから痛みが出てきた場合は、体を動かした事で腰に疲労が溜まっていたり、関節が歪んでいたりする可能性があります。
組織に炎症がなければ、後は疲労を流すだけですので、ストレッチなどで症状が落ち着く可能性があります。
ただし、物を持った事で体が歪んでいる場合は、それだけでは不十分ですので、しっかりとプロに調整してもらった方が良いです。
突然ぎっくり腰(急性腰痛)になった場合は?
突然ぎっくり腰になってしまった場合は、何よりもまず落ち着くことが大切です。
急な痛みに驚いて、パニックになってしまうとどんどんドツボにはまってしまいますので、まずはゆっくり深呼吸でもして、心を落ち着かせてあげてください。
心が落ち着いて少し余裕が出てきたら、あとはゆっくりとぎっくり腰を対処していきましょう。
実際に対処していく時は、やはりプロにお任せした方が良いと思います。
腰をぶつけたり、スポーツなど激しい運動で痛めた場合は整形外科へ。重いものを持ったり、ちょっと動いた瞬間に痛めてしまった場合は、当院のような治療院で対応が可能です。
また、一時的な対処法として、自分でできる事をこちらをまとめてありますので、合わせて参考にしてみてください。
激痛で痛みがひどい時はどうすればいい?
激痛で痛みがひどい場合は、どのような原因で症状が出てしまったかによって変わります。
ぶつけたり転んだりした
ぶつけたり転んだりして、痛みがひどくなっている場合は、基本的には整形外科へ行くことをオススメします。
ただの腰痛と思っていても、強い衝撃を受けている場合は、別の問題を抱えている可能性もあります。しっかりと病院で検査をしてもらう事が大切です。
原因がわからない
原因がわからず、何もしてないのに急激に腰が痛くなってしまった場合は、腰痛ではなく、病気の可能性があります。まずはすぐに病院へ行ってください。
同様に、腹痛や発熱など、内科系の症状が出ている方も、治療院ではなく病院へ行った方が良いです。
重いものを持った。体を動かした
重いものをもったり、体を動かした際に痛くなった方は、ぎっくり腰の可能性があります。
まずは上記の「突然ぎっくり腰(急性腰痛)になった場合は?」を参考にしてみてください。
痛みがひどくでどうしょもない場合は、やはり自力で対処するのは難しいので、プロにご相談する事をオススメします。
前かがみで痛むときは?
前かがみで腰が痛くなってしまう場合には、関節が動かなくて前かがみができないパターンと、後面の筋膜が緊張しすぎて、引っ張られて曲げれないという2つのパターンが考えられます。
関節に問題があって腰痛が出ている場合は、自分での調整は難しいので、プロにお任せたした方が良いです。
筋膜が原因で痛くなっている場合には、筋肉を緩めれば症状が緩和される可能性がありますので、ストレッチなどで対処が可能です。
具体的には、中臀筋や大臀筋、梨状筋など臀部周りの筋肉と、ハムストリング(半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋)、腸脛靭帯などを緩めてみてください。
筋膜の引っ張りが無くなることで、症状が改善される可能性があります。
腰痛で動けない、立てない場合は?
腰痛で動けなかったり、立ち上がれなかったりする場合は、少し対処が難しくなります。
通常であれば、痛くてもある程度体は動かせるのですが、それができないという事は、単純に構造的な問題だけではありません。
動くことに対して不安や恐怖が強くなっていますので、ホントに動かせないのか、動くと痛くなりそうで怖いのかが、ごちゃごちゃになっています。
まずはこの辺を整理することが大切なのですが、ここまでひどい場合は、基本的にはすぐに専門家にご相談した方が良いと思います。
ですが、痛くてそれも難しい場合は、こちらで書いてある腸脛靭帯を緩める方法を試してみてください。
根本的な解決というわけではありませんが、筋膜を緩めることで、多少動ける余裕ができるはずです。
腰痛の初期はどう対処すればいい?
腰痛の初期症状というと、腰に重さや張りがあったり、何かの違和感を感じていたりする状態だと思います。
軽い症状であれば、しばらく様子を見ても良いとは思いますが、少しでも異変が長く続くようなら、しっかりとした対処が必要です。
症状が心配だったり、自分でどうすれば良いのかわからない方は、専門家に相談する事をオススメします。
専門家に相談するほどではないけど、症状が気になるような方は、全身をストレッチしたり、ウォーキングを行ってみてください。
筋肉や関節の軽い問題であれば、症状に変化がみられるはずです。
もしこれらを行っても症状が変化しないなら、やはり専門家に見てもらう事をオススメします。
慢性腰痛はどう対処すればいい?
慢性腰痛の8割くらいは、基本的に筋肉や関節と言った構造的な問題と、ストレスや不安と言った心理的な問題から引き起こされています。
腰痛が長く続いていると、これらが複雑に絡み合ってしまいますので、治りづらい慢性腰痛が出来上がってしまうのです。
そのため、まずは問題を一つ一つ整理して、対処できるレベルまで小さくしてあげる必要があります。
その具体的な方法というのが、構造的な問題と心理的な問題の分離です。
本体これらは別々の問題ですが、合わさって大きな「腰痛」という症状を作っています。
大きな問題のまま対処するのは大変ですので、構造問題と心理問題とを分け、対応しやすくした方が良いのです。
当院でも、こちらのページで詳しくまとめてありますので参考にしてみてください。
生理前やその最中に出てくる腰痛はどう対処すればいい?
生理と関係している腰痛は、単純に腰だけの問題ではありません。
PMS(月経前症候群)や月経困難症など、生理に関係ないするお悩みが絡んでくる部分ですので、腰痛に対処する場合も、体全体を見てあげる事が大切です。
自分でできる対処法としては、骨盤や足首周りを温める事、規則正しい生活を送る事、ストレスを解消する事などが挙げられます。
しっかりと改善させていく時は、骨盤の歪みを取ったり、自律神経のバランスを整えたりする必要がありますので、症状でお困りの場合は、お気軽にご相談ください。
また、こちらでも詳しく解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
妊婦さんの場合はどう腰痛に対処したら良い?
妊婦さんの場合は、体が自分だけのものではありませんので、腰痛の対処が難しい場合があります。
できる事も限られてしまいますので、まずは無理をしないようにしながら、体の問題に対応していく必要があります。
具体的なケア方法としては、テニスボールなどを用意して、腸脛靭帯を緩めてみてください。
腸脛靭帯が緩んでくれば、骨盤の傾きが減ったり、筋膜の引っ張りがなくなりますので、腰周りの負担が減ります。
産後の腰痛はどう対処すればいい?
産後は妊娠中に歪んだ体がそのままだったり、ホルモンの問題で靭帯が緩んでいたりします。
ちょっとの影響で体がバランスを崩しますので、腰痛を対処する場合も、これらの問題を考慮してあげる必要があります。
具体的には、腰だけではなく、全身の歪みも整えて、バランスの良い体を作ってあげる事が大切です。
よく、産後のママさんは骨盤だけに注目していますが、それだけでは不十分です。
骨盤だけを整えても、他に問題があればすぐに体は歪んでしまいますので、ホルモンの影響が落ち着くまでは、定期的に体を調整してあげる必要があります。
子育て中の腰痛対処法は?
子育て中の腰痛対処で大切な事は、いかに腰の負担を減らし、自分をケアする時間を作るかです。
育児に追われているママさんの場合、自分に使える時間が極端に少ないため、腰のダメージを回復させる暇がありません。
そのままの状態を続けていると、どんどん腰痛は悪化してしまいますので、まずは腰に負担がかからないような動作を身につける必要があります。
その中でも、特に気をつけてもらいたいのが抱っこです。
新米のママさんを見ていると、腰をかがめて、無理やり力で抱えようとしている方が多いのですが、それでは腰を痛めてしまいます。
抱っこを行う場合は、必ず自分がしゃがんで腰を落とし、お子さんの体を自分に引き寄せてから持ち上げるようにしてください。
これを行うだけでも、かなり腰の負担を減らせるはずです。
同様に、お子さんと接する時も、なるべく前かがみで行うのではなく、しっかりと膝を曲げて、同じ目線で接してあげる事が大切です。
ゴルフで腰が痛くなってしまった場合は?
ゴルフは体を回旋させる動作が多いため、腰椎に問題を抱えやすいスポーツです。
腰椎の問題だけであれば、まだ対処は楽なのですが、ゴルファーの場合は、それ以外にも骨盤の歪みや下肢筋膜の緊張も影響を及ぼします。
プロレベルの方と一般の方でも違いますが、特にアマチュアの方だと、これらの問題により負担が偏っている場合が多いです。
そのため、まずはこの偏りをなくしてあげる必要があります。
だいたい臀部から大腿部の筋肉を比べてみると、左右で固さが違うと思いますので、バランスが悪くなっていないかチェックしてみてください。
もしどちらかが固くなっていたら、バランスが崩れている可能性があります。ストレッチやマッサージ等で、筋膜を緩めてあげてください。
筋膜が柔らかくなれば、骨盤の歪みも減りますので、腰痛の症状が緩和される可能性があります。
寝起きに腰が痛い場合は?
寝起きに腰が痛い場合は、寝ている環境の問題と腰椎の問題、どちらに原因があるかによって、対処の仕方が変わります。
寝ている環境の問題
寝ている環境の問題として一番多いのは、寝具が体に合っていないパターンです。
柔らかすぎるマットレスや、使いすぎて中央が凹んでしまったものは、腰に負担を集中させてしまいますので、注意してください。
もしこれらに該当するような場合は、腰痛の悪化にもつながりますので、一度マットレスを見直してあげる必要があります。
また、小さいお子さんやペットと一緒に寝ている方も要注意です。
隣に小さいお子さんやペットがいると、人間は無意識的に寝返りを避けようとします。
寝返りが無くなれば、それだけ腰に負担がかかってしまいますので、腰痛時は気をつけなければならないのです。
腰椎による問題
寝起きに腰が痛い時は、結構この腰椎の問題も多いです。
腰椎が固まっていたり、歪んでいたりすると、寝ている事で症状が悪化しますので、人によっては寝起きに腰痛を引き起こします。
このような腰痛は、基本的には起きて体を動かせば、ある程度症状が緩和される可能性があります。
歩くだけでもいいと思いますので、時間を作って積極的にウォーキングなどを行ってみてください。
定期的に行うだけでも、関節が固まるのを防げますので、朝腰痛に悩まされる事も減るはずです。
ただし、人によっては歪みがひどくでどうしょもない場合もありますので、そのような場合はやはり専門家にご相談ください。
腰痛で起き上がれなかったり寝たきり状態の時はどうすればいい?
腰痛で起き上がれなかったり、寝たきり状態になってしまった時は、何よりもまず、重篤な問題がないか確認する必要があります。
まずは整形外科等へ行き、体を検査してもらってください。
その後、大きな問題がないとわかったら、後は腰痛を分析して、一つ一つ対処していくだけです。
具体的な対処法としては、慢性腰痛と同じですので、「慢性腰痛はどう対処すればいい?」の項目を参考にしてみてください。
また、このような腰痛は、生活のリズムを変化させると、改善が早い場合があります。
動けない、起き上がれないとなると、人は痛みや不安から、体を動かさなくなってしまう場合があります。
体を動かさなければ、腰痛も悪化してしまいますので、どうにかしてこの負のスパイラルから抜け出さないといけません。
そのためには、やはり自分の力で動くという事が大切です。
動くのは痛いし怖いので、初めは大変かもしれませんが、重篤な問題がないのであれば、そこまで心配する必要はありません。
多少痛くても、じっとしているよりは腰痛の悪化を防げますので、まずは簡単なことから始めてみてください。
少しずつ活動できる範囲が広がってくるはずです。
風邪が疑われたり熱がある場合は?
風邪が疑われたり、熱がある時に腰が痛む場合は、単純な腰痛ではなく、病気の可能性があります。
治療院でできる事はありませんので、まずは病院へ行き、お医者さんの指示に従ってください。
その後、風邪の症状が落ち着いても腰が痛む場合は、構造的な問題が疑われますので、当院のような治療院にご相談ください。
咳やくしゃみをすると腰痛が出てしまう場合は?
咳やくしゃみをする時に腰痛が出てしまう場合は、腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。
まずは腰の状態を調べる事が大切ですので、一度整形外科へ行って、しっかりと体をみてもらってください。
調べてもらった結果、重度のヘルニアと診断された場合は、そのままお医者さんの指示にしたがってください。
軽度のものやヘルニア等の異常が確認されなかった場合は、治療院での対応が可能です。
腰痛と共にしびれや坐骨神経痛が出ている時は?
腰痛と共に、腰から足にかけてしびれや痛みが出ている場合は、腰椎や神経の走行上に何らかの問題が起きている可能性があります。
若年者の方であれば腰椎椎間板ヘルニアなどの可能性が。高齢の方であれば脊柱菅狭窄症や変形性腰椎症などの可能性があります。
いずれもしっかりと腰の状態を調べる事が大切ですので、まずは整形外科に行き、レントゲンやMRIを撮ってもらってください。
その後、病院で問題がないと言われたり、症状が比較的軽いものでしたら、治療院でのアプローチが可能です。
関節を緩めたり、神経を圧迫している組織を解放することで、症状の緩和が期待できます。
腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛はどう対処すればいい?
腰椎椎間板ヘルニアは、腰の椎間板に負担がかかり、中にある髄核という組織が後ろに飛び出ることで引き起こされます。
飛び出た髄核が神経に触れると、痛みやしびれを引き起こすのですが、多くの場合、この髄核は体が吸収してくれると言われています。
体が吸収してくれると言うことは、症状の緩和が期待できますので、まずは腰に負担をかけないようにしながら、組織の回復に努めてください。
その際ですが、しっかりと回復できる状況を作るためには、体の歪みを整えておく事も大切です。
特に腰回りが歪んでいると、別の負担が体にかかってしまいますので、気になる方は専門家にご相談する事をオススメします。
腰痛時はどんな病院に行けばいい?
腰痛時に行くべき場所としては、整形外科のような病院か、当院のような治療院が挙げられます。
病院へ行ったほうが良い時
- 転んだりぶつけて痛めた
- 夜中に痛みが出る
- 強いしびれや足が動かしづらい
- 排尿や排便に支障が出ている
など。
治療院で対応可能な場合
- 体を動かしてたら痛めた
- 座り過ぎが続いていた
- 重いもの持って痛めた
- 腰に疲労が溜まっていた
- 体の歪みから腰痛が出ている
などなど。
この項目の内容は、こちらでも詳しくまとめてありますので、合わせて参考にしてみてください。
腰痛の対処にストレッチは有効?
腰痛時の対処として、ストレッチはある程度有効です。
ストレッチを行うことで、筋肉に柔軟性が出てくれば、腰への負担が軽減されますので、症状の緩和が期待できます。
ですが、ストレッチも万能なわけではありません。
ストレッチはあくまでも筋肉を対象とした方法ですので、そもそも筋肉に原因がなかったら、症状の改善は望めないのです。
そのため、もしストレッチを続けても症状が改善しない場合は、別の問題を疑ってあげる必要があります。
腰痛の対処として湿布は有効?
湿布は手軽の貼れて身近な方法ですので、腰痛時に用いている方も多いと思います。
重度な腰痛対処には無理ですが、ちょっとした症状に使うのであれが、ある程度の効果が期待できるかもしれません。
湿布には冷湿布と温湿布の二種類があります。
冷湿布の場合
冷湿布の場合は、サリチル酸メチルやメントールなどの成分が含まれていますので、炎症を抑える働きがあります。
重いものを持ったり、急に体を動かした事で組織が傷んでいる場合は、炎症を抑えてくれる可能性がありますので、症状の緩和が期待できます。
温湿布の場合
温湿布の場合は、トウガラシ成分であるカプサイシンなどが含まれていますので、血管を拡張したり、血流を良くしてくれる働きがあります。
同じ姿勢を取っていた事で腰の血流が悪くなっていたり、疲労が溜まっていたりする方は、温湿布を貼る事で症状の緩和が期待できます。
腰痛ベルトやコルセットは有効?
腰痛ベルトやコルセットは、腰椎を安定化させたり、姿勢を補正してくれたりする作用があります。
つけると効果的な場面と、つけない方良い場面がありますので、それぞれ解説したいと思います。
有効な場面
腰痛ベルトやコルセットが有効な場面として、重いものを持ち運んだり、重労働を行ったりと、体を動かす時です。
体を動かす時は、どうしても腰の負担が増大してしまいますので、これらでサポートしてあげる事で、腰痛を軽減してくれる可能性があります。
つけない方が良い場面
腰痛ベルト等を付けない方が良い場面としては、安静にしている時や、腰を動かさない時が挙げられます。
腰を動かさなければ、負担が増大する事はないですし、特別何かでサポートしなくても、自分の体は自分で支えられるはずです。
ですが、それでもベルトをつけたくなってしまうような場合は、体の問題というよりも、「付けないと不安だ」という、心の問題の方が大きくなっています。
心の問題は、自分の力で乗り越えていかなければなりませんので、まずは必要以上に腰痛を怖がっていないか、確認してみてください。
また、ベルトはずっと付けていると、体を支える筋肉を弱くしてしまいますので、注意してください。
腰痛で寝れない時は?どんな寝方をすればいい?
腰痛時の寝方としては、一般的には仰向けの状態で膝を曲げたり、横向きで軽く体を曲げると寝やすいと言われています。
基本的にはこのよう対応して頂ければ良いと思うのですが、症状の重い方の中には、それでもつらいという方も多いです。
そのため、もし腰がつらくてどうしょもない場合は、寝方にこだわるよりも、自分が一番楽な姿勢で寝る事を心がけてみてください。
人によってこの寝方は違いますので、もし膝を曲げたり横向きが合わない場合は、合わせてこちらも参考にしてみてください。
腰痛時はお風呂に入っても大丈夫?
腰痛時のお風呂は、何で腰を痛めてしまったかによって、対応の仕方が変わります。
お風呂に入っても大丈夫な場合
- デスクワーク等で疲労が溜まった
- ずっと同じ姿勢を続けていた
- 姿勢が悪くて関節が歪んだ
など。
このような場合は、お風呂で体を温めると、関節が緩んだり疲労が流れたりしますので、症状が緩和される可能性があります。
お風呂に入ってはダメな場合
- スポーツで痛めた
- 重いものを持って痛めた
- 転んで腰が痛くなった
- 急に体を動かしたらグキッと来た
など。
上記のような場合は、腰に負担がかかった事で、組織に炎症が起きている可能性があります。
お風呂で体が温まってしまうと、血行が良くなり、炎症を強めてしまう恐れがありますので注意してください。(シャワー程度であれば大丈夫です)
同様に、お酒も血行を良くしますの、このような場合は避けたほうが賢明です。
※人それぞれ抱えている問題は違いますので、当てはまらない場合もありますのでご了承ください。