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ぎっくり腰で動けない時の対処法

腰痛で動けない 腰痛

あなたはぎっくり腰で動けなくなってしまった時に、どう対処すればいいのかわからず、途方に暮れてしまった経験はないでしょうか?

患者さんを見ていると、ぎっくり腰になってしまった方の多くが、適切な対処法を知らないがために、ひどくなってしまい、つらい思いを強いられています。

適切に対処すれば、ひどい状態にならずに済むと思いますので、今回はプロだけが知っているぎっくり腰で動けない時の対処法を紹介しようと思います。

もし、ぎっくり腰が何日も治っていないなら、『腰痛が治らない19の原因と対策法』も合わせてご覧ください。

ぎっくり腰で動けなくなる原因って?

ではまず、なぜぎっくり腰で動けなくなってしまうのか。という点から解説していこうと思います。

ぎっくり腰で動けなくなる1番の原因は、実は関節や筋肉の問題よりも、突然強烈な痛みに襲われた事で、一瞬何が起きたんだかわからず「パニック状態」になってしまう事にあります。

パニック状態になってしまうと、初めはある程度体を動かせても、次第に「どうしていいのかわからない」「動くと痛い!」「動けない!」という状況に陥ってしまい、どんどん体が動かせなくなってしまいます。

多くの方は、この辺りで治療院に担ぎ込まれて来るのですが、実際関節や筋肉だけの問題でしたら、かなり痛いとは思いますが、ある程度は動けたりするのです。

ぎっくり腰で動けない時の対処法

それでは、ご自身でできるぎっくり腰の対処法をいくつか紹介していこうと思います。

まずは気持ちを落ち着かせよう

上記で書いたように、ぎっくり腰で動けないほどになっている時は、「パニック状態」になっている場合が多いです。

頭の中で「どうしよう」「動けない」「痛い」「怖い」という思考が、もの凄いスピードで駆け巡っていますので、まずは腰をどうこうするより、自分を落ち着かせてあげる必要があります。

実際ぎっくり腰になった人は、自分がどういう状態にあるのかわかっていませんので、自分がパニック状態かどうかもわかっていません

大きく深呼吸しよう

今は痛いのと動けない事で頭がいっぱいだと思いますが、いったんいろいろ考えるのを脇に置き、大きく数回深呼吸してみてください。

1.4秒間かけて息を吸い込む
      ↓
2.少し止める
      ↓
3.8秒かけて息を吐く

これを数回繰り返すと、次第に気持ちも落ち着いて来ますので、今自分に何が起きているのか、状況を把握しやすくなります。心の落ち着きとともに、無駄な体の緊張も和らぎますので、筋肉が緩みやすくなります。

※もし深呼吸がしづらいなら、初めに息を吐いてあげると、深呼吸しやすくなると思います。

自分がどのくらい動けるのか確認する

ぎっくり腰で動けない場合、「痛みが出てそれ以上動かせない」のか、「動かすと痛そうで怖くて動けない」という2つのパターンがあります。

もし、怖くて動かせないと思っているなら、実際に体を動かして、今の状況を確認しましょう。

落ち着いてから体を動かすと、どっちにも動かせないと思っていた状況から、「前には倒せるけど、反ることはできない」とか、「痛みは出るけど、痛いながらも動かせる」というように、現実的に何ができて何ができないのかわかってきます。

腸脛靭帯を緩める

腸脛靭帯は、腰や股関節の安定性に深く関わる部分です。

自分で腰の関節をゆるめたり、筋肉の損傷を即座に回復させる事はできませんが、腸脛靭帯を緩めることで、間接的に腰周りに柔軟性が生まれ、ぎっくり腰の症状が緩和しやすくなります。

以下その方法です。

1.テニスボールを用意する
多少凹むようなものが良いが、ない場合は棒やゴルフボールなどでも良い。

2.床や布団の上に横向きに寝る
マットレスのように柔らかいとダメなので、多少固さのある所が良い。

3.床と太もも(大腿外側部)の間にテニスボール入れる
床と太ももでテニスボールを挟むような形を作り、腸脛靭帯に当たるようにする。

4.自分の体重を使って、ボールで腸脛靭帯を刺激する。
股関節の横から膝の上くらいまで、ボールを動かして刺激する。
やり過ぎは良くないので、ある程度したら反対側を行う。

もしやり方が分かりづらいようであれば、「筋トレや特別な体操なしで腰痛を予防する方法」に写真付きで詳しい方法をまとめてありますので、合わせてご覧ください。

少し歩いてみよう

ここまで来ると、最初の状況よりは体が動かせると思いますので、可能ならば、少し歩いてみてください。

実際に歩いてみると、痛みに対する恐怖心が弱まっていきますので、ぎっくり腰からの回復を早めます。なぜ恐怖心が弱まると回復を早めるのかは、「腰痛の原因は脳かもしれない」を参照してみてください。

また、歩くことで腰や股関節が動きますので、固くなっていた関節が緩みやすく、症状の改善につながります。

プロに体を見てもらおう

ここまでの方法を試してみて、ある程度体が動くようになったら、今度は治療院でしっかりと体をみてもらいましょう。

個人だとどうしても限界がありますし、細かい問題点を把握し、アプローチして行くことは自分ではできません。

例え症状が落ち着いても、ぎっくり腰になるような方はもともと腰が悪いので、そのまま放おって置けばいずれまた再発します。

つらい状況を繰り返さないために、必要な対応を取る必要があります。

まとめ

ぎっくり腰で動けなくなる原因は、関節や筋肉の問題と、痛みと驚きによるパニックです。

深呼吸をして自分を落ち着かせれば、自分の今できる事とできない事が見えてきますので、できる範囲で体の柔軟性を取り戻せば、体は自然と動けるようになります。

そこからさらに症状を改善させたり、再発防止には個人では限界がありますので、一度プロに体をみてもらうことをオススメします。