現在、新規のご予約はお断りさせて頂いております。

アキレス腱炎が治らない時のチェック項目8

アキレス腱炎 アキレス腱炎

アキレス腱炎はジャンプなどを繰り返す方に多いスポーツ障害ですが、あなたは「アキレス腱炎が全然治らない…」と悩んではいないでしょうか?

実際アキレス腱炎は治りづらいスポーツ障害ではあるのですが、もし今あなたが施術を受けているのに症状が改善されていないなら、今すぐ下記にあげる項目をチェックしてみてください。

しっかりアプローチしていると思っていても、実は不十分な場合は結構ありますので、今回はアキレス腱炎が治らない時のチェック項目を紹介してみました。

アキレス腱炎が治らない時のチェック項目

アキレス腱炎が治らない時は、単にアキレス腱にだけ注目するのではなく、どこがアキレス腱に悪影響を出しているのか把握し、大本の原因にアプローチしてあげる必要があります。

今回はその中でも、8つほど項目を挙げてみましたが、もしここが改善されていないなら、あなたのアキレス腱炎は、治る環境自体が整っていない可能性があります。

下腿三頭筋の柔軟性は改善されているか

アキレス腱は腓腹筋とヒラメ筋というふくらはぎの筋肉から作れられているため、アキレス腱炎を改善させるなら、下腿三頭筋の柔軟性は必ず取り戻さないといけません。

問題が軽いものだったらストレッチなどでも改善されていくと思いますが、筋肉の固さだけでなく、体の歪みや神経の緊張も加わってくる場合は、単純にそれだけではよくなりませんので、プロによる施術が必要になってきます。

下腿三頭筋は腓腹筋とヒラメを合わせた総称。

足首の歪みは整っているか

アキレス腱炎の施術と言うと、ふくらはぎの筋肉を緩める事に注視しがちですが、実は「足首の関節がしっかりと整っているか」というのも、重要なポイントになってきます。

チェックしなければいけない所としては、脛腓関節、距腿関節、距踵関節、その他足根骨等の関節ですが、特に踵骨が回内したり回外している状態では、踵の部分でアキレス腱が曲げられたようになってしまいますので、荷重がかかるたびに組織が痛みます。

また、アキレス腱を形成する腓腹筋に関しては、大腿骨から踵までつながっていますので、足首だけでなく、膝が歪んでしまうと、アキレス腱炎に悪影響を及ぼす場合があります。

座骨神経が緊張していないか

座骨神経は筋肉の緊張や骨間膜の固さ、足の歪みに関わってくるため、ここが固くなってしまうと、当然アキレス腱炎も治りづらくなります。

緊張自体マッサージでは取れない場合も多く、見逃される事が多いのですが、アキレス腱に異常が出るような方は、だいたい神経も緊張していますので注意が必要です。

神経を緩めるためには、筋肉の防御反応が起きないようにアプローチしなければならないので、結構大変ですがその分大切なポイントでもあります。

腰椎が歪んでいないか

腰椎の歪みは、骨盤や下肢全体の歪みと連動しているため、アキレス腱炎を改善させるなら、しっかりと整え、腰椎がスムーズに動けるような状態にしてあげる必要があります。

実際アキレス腱炎になるような方は、元々腰が悪く歪んでいる方が多いのですが、アキレス腱を痛めた後にかばって歪んだ可能性もありますので注意が必要です。

また、足に向かう神経は腰から出ているので、神経を正常に働かせる意味でも、腰を整えてあげることは重要です。

特に腰椎の5番が固くなってしまうと、下肢に対する影響は大きいため、必ずチェックしなければなりません。

股関節が固くなっていないか

こちらは「足底筋膜炎の正しい治し方」でも少し解説しましたが、股関節が固くなってしまうと、反射を介してアキレス腱に緊張が出てしまうため、股関節を柔軟に保つことは大切です。

固さの原因が筋肉でしたら、股関節の屈筋群と伸筋群の前後バランスを整えれば調整は出来ますが、関節自体に動けるスペースが無かったり、固着しているような場合は、他の部位の状態も確認して、股関節に問題を起こしている所を見つけなければなりません。

僕が見た患者さんの中では、頭蓋骨が歪んでしまったことで硬膜が緊張し、それを介して仙骨に異常をだし、股関節が固くなってしまっている方がいました。

下腿骨間膜は緩んでいるか

下腿骨間膜が緊張していると、脛骨と腓骨という下腿の骨がスムーズに動かなくなるため、足関節が歪んだり、アキレス腱の運動に悪影響を与えます。

そのため、足に問題がある時は必ず正常に動くようにしなければいけないのですが、下腿骨間膜は神経の緊張によっても固くなるため、腰の歪みや神経の緊張も含めて、全体を把握する必要があります。

スパイクやシューズはすり減ったり壊れていないか

これは学生さんによくありがちなのですが、スパイクがすり減ったまま使用していたり、シューズが壊れたまま使っているような方は、足にかかる負担が増大していますので注意が必要です。

僕自身、学生時代にすり減ったスパイクを使い続けてアキレス腱炎を長引かせた経験がありますが、片側がすり減ってしまったら、それだけでも足首が歪んだ状態とおなじことですので、足には相当なダメージとなります。

どちらも安いものではありませんが、足のためには正しい用具を使うこと大切です。

運動量を減らしているか

アキレス腱炎は下腿の緊張や足の歪みなども原因となりますが、基本的にはスポーツなどで繰り返し負担がかかると起こりますので、運動量のコントロールは必ず必要です。

もし運動量を減らさず今まで通りに動いているなら、足を治しながら怪我させてるような状態ですので、それだけアキレス腱の回復は遅れます。

この辺プロのスポーツ選手でしたらトレーナーもいるので心配はないかと思いますが、高校や大学などの部活でスポーツをしている方や、趣味として楽しんでいる方は要注意です。

まとめ

アキレス腱炎が治らない時は、下肢全体の歪みや神経の緊張、下腿三頭筋の柔軟性などを考慮し、アキレス腱が治りやすい環境を整えてあげることが大切です。

人によっては運動を続けながら症状を改善させたいと思うかもしれませんが、炎症を起こしている部分の回復時間も作ってあげなければなりませんので、運動量を減らし、負担を減らしてあげることは大切です。

個人で出来る事としては、ストレッチをして筋肉の柔軟性を改善させる事くらいですが、それで症状が改善されない場合は、専門的にアプローチしてあげる必要がありますので、お気軽にご相談ください。