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サッカー選手の腰痛対策と治し方ついて

サッカーによる腰痛 スポーツ障害

サッカー選手の腰痛対策は、「反ったり捻る動作が多い」「下半身にも負担が集中しやすい」という状況を考慮して行う必要があります。

一般の方とは違い、繰り返しの動作で著しくバランスを崩す事も多いため、ただ腰だけに注目していると、いつまでたっても症状が改善されず、競技に悪影響を及ぼす事もあります。

しっかりと腰痛を改善させていくためには、競技の特性を踏まえて、一人ひとりの状況を見極めていくことだと思いますので、今回はサッカー選手に合わせた腰痛の対策法を解説していこうと思います。

サッカー選手に必要な腰痛対策と治し方

先程も書きましたが、サッカー選手の腰痛対策には、競技特性やその人のプレースタイル、練習量なども考慮して、一人ひとりの状況に合わせて行う事が大切です。

実際、これらを丁寧におこなっていくと膨大な量になってしまいますので、ここではその中でもよくある問題をとりあげて、解説していこうと思います。

下肢のバランスを取る

サッカー選手によく見られる問題の一つに、下肢のバランスの悪さがあります。これは利き足やポジションなども影響してくる部分ですが、競技上どうしても左右で使い方が偏ってしまうため、自然とどちらかの脚に負担がかかる事になります。

負担がかかった足は、筋肉が緊張したり、関節に問題を起こすことが多いのですが、緊張があると筋膜はそちら側に引っ張られますので、骨盤を片側に傾けはじめます。

傾いた骨盤は、腰椎にも悪影響を及ぼしますので、結果として腰を歪める事になってしまい、腰痛を引き起こすのです。

そのため、この問題を解消するためには、左右の足を比べて、筋膜や関節の状態はどうか、筋力バランスは整っているかなどをチェックして、バランスを整えてあげる必要があります。

ケガの影響を取り除く

サッカーはケガの多いスポーツですが、ケガがしっかり治っていなかったり、その影響が残っている方は、体のバランスを崩しやすい状態になっていますので、腰痛を引き起こす可能性があります。

これはどういう事なのかと言うと、ケガが完全に治っていないと、体に関節の不バランスや筋膜の歪み、組織の緊張などが生じてくるからなのです。

これらの問題は、負担のかかり方を一部に偏らせてしまったり、筋膜が常に引っ張られたような状態を作ってしまうため、動きの中心である腰に問題を起こします。

特にサッカー選手は捻挫などが多いですが、ちゃんと治さずプレーをしている方も多いと思うので、一度体をしっかりと見直して、問題箇所は改善しておく必要があります。

骨盤の歪みを取る

これは先程も少し書きましたが、サッカー選手は左右で体の使い方が偏りますので、骨盤の歪みを抱える事が多いです。

上記のように下肢の問題で歪む事も多いですが、それ以外にも股関節や骨盤周りの筋肉、腰椎の歪みからも問題が起こる可能性がありますので、広い視点をもって、バランスを整える必要があります。

整え方としては、関節に問題があったり、著しく左右のバランスが崩れている時はプロに任せた方が良いと思いますが、筋肉による問題だったら、ストレッチで対応出来ると思います。

※よく影響が出ている筋肉としては、腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)、大腿筋膜張筋、中殿筋、小殿筋、梨状筋などが挙げられます。

腰椎の歪みや固さを取る

スポーツ動作によって腰椎に負担がかかると、靭帯や関節包に緊張が生まれるのですが、片側の緊張が強く表面化すると、腰椎が片方に傾き、同じ方向に捻じれます。

人によっては問題がこれだけの場合もあるのですが、何年も悪い状態を続けていると、左右両方の関節に問題が起きていたり、関節が強く固まってしまうため、腰椎が全く動かない状態になってしまうのです。

実際、これらは下肢の問題や股関節、骨盤の影響によっても起こる部分ですので、改善させていく際は、腰だけに限らず、全体を見ながらアプローチしなければなりません。

軽い問題でしたら、動いている時に自然と関節がほぐれる事もあるのですが、強く固まっていると、自分でどうこうするのは難しい領域ですので、施術によって状態を改善させてあげる事が大切です。

背骨の柔軟性を取り戻す

背骨の問題は腰痛を対処する時に見逃されがちなのですが、ここが固くなってしまうと、体にかかる負担が直接腰仙関節(腰椎の5番目と仙骨との間の関節)などかかってくるため、腰に痛みを引き起こします。

特にサッカーはヘディングやジャンプ、キックモーションなどで背中を柔軟に使いますので、背骨が棒のように固くなってしまうと、その分腰で頑張る必要が出てきてしまいます。

背骨の柔軟性を取り戻すためには、下肢や骨盤からの歪み、背骨の関節自体の問題、内臓の影響にストレス問題など、その人全体をみて良い状態を作っていく必要がありますので、トレーナーや施術者と相談しながら進めていく必要があります。