近年、美容意識の高まりとともに多くの方に注目されている小顔矯正。
顔の骨格や筋肉の歪みを矯正し、小顔効果を得ることを目指す美容施術ですが、実は「それ相応のリスク」もあることをご存知でしょうか？
多くの方は、それを知らずに施術を受けてしまうのですが、中には問題が起きて辛い思いをしてしまう方もいますので、今回は小顔矯正はやめておいたほうがいい理由について解説したいと思います、
小顔矯正をやめたほうがいい理由
小顔矯正はリンパや血行の促進、むくみの改善等、お体の状態を整える事で美容面でのプラス効果を期待できる場合があります。
反面、リスクもあり人によってはやらない方がいいパターンもありますので以下挙げていきたいと思います。
骨格が小さくなるわけではない
小顔矯正は筋肉の緊張や骨格の歪み、リンパの流れを促す事で顔がスッキリする事を目指す施術法です。
筋肉や骨格の不バランスがあれば当然整っている方が見栄えはいいですし、むくみが取れて顔がスッと見えるのも美容的にはプラスです。
ですが、この小顔矯正はいくら続けても「骨格自体が小さくなるわけではない」という事は、ちゃんと確認しておくべき事だと思います。
世の中には、この辺をぼやかしてしまってあたかも顔が小さくなるかのような宣伝をしている方がいますが、骨格が変わってしまうほどの施術は逆に体に大ダメージを与えてしまいますので注意してください。
体調の悪化のリスク
小顔矯正は適切な施術を受ければ多くのメリットがありますが、誤った施術によって体調が悪化するリスクもあります。
施術によって筋肉や神経にダメージを与えてしまったり、骨格の歪みを招いたりしてしまうと、全身に問題を引き起こしてしまう場合もあります。
特に顔の周りは重要な神経も通っていますので、顔の感覚異常やしびれ、筋力低下などの健康上の問題が生じる可能性があります。
効果の個人差
小顔矯正の効果は、実はかなり個人差があります。
上記で言った通り、元々強い歪みやむくみがある方だったらその分の変化は起きるのですが、そもそも大きな問題がない方の場合は変化する余地もありませんので、期待していた効果が得られない場合があります。
体に問題がないのに（歪みやむくみ等）無理に施術をしてしまうと、逆に問題を起こして悪化する場合もありますので注意してください。
施術の効果には個人の体質や骨格の特徴などさまざまな要因が影響しますので、必ずしも全ての人に同じ結果が得られるわけではないことは、しっかりと抑えておく必要があります。
経済的な負担
小顔矯正は一回の施術だけでなく、複数回の施術を必要とする場合があります。
これらの施術は、やればやるほど良くなるというわけではなく、ある一定のライン（歪みやその他問題が無くなったら）まで来たら、それ以上望んだ結果は得られない可能性があります。
無理をして施術を続けても、経済的な負担が増えるだけですので、リスクがあり限界もあることをしっかりと認識しながら、賢く利用してあげるのが良いと思います。
生活習慣を見直したほうが遥かに効果が大きい
先程も説明しましたが、小顔矯正で得られる美容的なメリットは、どうしても限界があります。
体調を良くするために行う施術と異なりますので、問題がない所に無理やり施術を行っても、効果がないばかりでなく、逆にデメリットも生じさせてしまう場合もあります。
そのため、施術だけで期待通りになるかと言われればかなり不透明で、どちらかと言えば生活習慣を見直した方が遥かに美容的な効果は高いと言えます。
心理的な影響
小顔矯正の効果に期待して施術を受けるクライアントにとって、施術後の結果が自己肯定感や心理的な健康に影響を及ぼす場合があります。
思っていたような効果が得られなかったり、逆に問題が出てきて悪化したりすると、失望や不安感が生じるだけでなく、体調面にも問題ができますので過度な期待の元に施術を受けるのは辞めたほうがよいと思います。
小顔矯正をやめる際のポイント
ここからは、小顔矯正をやめる際のポイントについて解説します。
専門家のアドバイスを仰ぐ
小顔矯正をやめる際は、信頼できる専門家に相談することも大切です。
自分一人の考えだと、どうしても情報が偏ってしまいますし、一回始めてしまった都合もあり、なかなか辞められなくなってしまう場合もあります。
そんな時は、医療で言うセカンドオピニオンではないですが、他の専門家の意見も聞いて、総合的に判断する事が大切です。
3.2 心の準備をする
小顔矯正をやめることは、施術を受ける際に抱いていた期待や希望を諦めることにもつながります。
決断は簡単じゃないかもしれませんが、心の準備をして、自分の選択に納得し、後悔しないようにすることが大切です。
他の美容方法の検討
小顔矯正をやめる代わりに、他の美容方法を検討することも重要です。
先程も述べましたが、健康的に美しくなるためには日常生活の問題を見直した方が遥かに効果的ですし、自分に合った方法を見つけた方が、全体として美容効果を得ることができると思います。
人によっては骨格に合わせたメイクやヘアスタイルの工夫だったり、美容に関して日々気をつける事など、小顔矯正以外にもできることは多く存在すると思いますので、自分なりの方法をぜひ模索してみてください。
まとめ
小顔矯正をやめるべきかどうかは、個々の状態や考え方によって異なりますので、最終的には自分で考えて判断する事が大切です。
リスクや効果の限界を慎重に考慮し、信頼性のある専門家に相談することで、自分に合った美容方法を見つけてみてください。
美容への取り組みは人によって様々ですので一概にはいえませんが、無理に追求しようとするのではなく、心と体の健康も大切にしながら、自然な美を大事にして美容へのアプローチを行ってみてください。