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腱鞘炎の隠れた原因とは?

腱鞘炎 手首の痛み

腱鞘炎の原因っていうと、まず頭に浮かぶのが手や指の使い過ぎですよね。

何度も繰り返し手を酷使することによって、腱と腱鞘との間で摩擦が生じ、炎症が起きて痛くなるのが腱鞘炎なのですが、実はそこには腱鞘炎になりやすくさせてしまう、隠れた原因をあるってご存知でしょうか?

知らずに対処していても、何度も同じ症状を繰り返してしまいますので、今回は腱鞘炎の隠れた原因について解説していこうと思います。

腱鞘炎の原因って?

先程も少し書きましたが、基本的に腱鞘炎の原因は、指や手首の筋肉を酷使した事によって、腱鞘部分で炎症が起きたり、組織が肥厚することで引き起こされます。

しかし、同じように手を酷使していても、腱鞘炎になりやすい人となりづらい人がいるのはどうしてなのでしょうか。

そこには腱鞘の問題だけでなく、様々な要因が含まれているのです。

抹消神経の緊張

抹消神経が緊張していると、筋肉の柔軟性が失われて腱鞘と腱との間で摩擦が増えますので、指や手首を使い過ぎてしまうと、腱鞘炎になってしまう場合があります。

これは意外と見落とされている事が多いのですが、いくら手首の周りの筋肉を治療しても、神経が緩んでいないと再び状態は悪化してしまいますので、手の神経は必ずチェックしたほうが良いと思います。

頚椎や胸椎が歪んでる人。慢性的な肩こり持ちの人。腕や指を酷使する人などは、神経が緊張しやすいので注意が必要です。

肘や手の歪み

肘や手の関節が歪んでいると、骨に付着している筋肉に悪い影響を与えるだけでなく、腱鞘の部分でも抵抗が増えてしまうため、腱鞘炎になってしまう恐れがあります。

歪みがなく、無理なく腱が腱鞘を通っていればそこまで負担にはならないかもしれませんが、歪んだ事によって通過する角度が変わってしまうと、接触部分が出てきて摩擦が増えるため、炎症が起きてしまいます。

実際患者さんを見ていても、腱鞘炎を抱えている方はかなりの確率で手首や手根骨、肘の関節に歪みが出ていますので、気をつけなければなりません。

腱鞘炎は指や手関節周りで起こるため、指や手首だけ整っていれば良いというわけではなく、肘の歪みも大きな影響を及ぼすため、必ずチェックしなければなりません。

女性ホルモンの影響

女性の腱鞘炎には、エストロゲンやプロゲステロンと言った、女性ホルモンも大きく影響を及ぼしていると言われています。

そのため、妊娠や出産、閉経などでホルモンバランスが大きく変わると症状が起きやすいのですが、それ以外にも、仕事が忙しかったり不規則な生活をしていれば、ホルモンのバランスは乱れていますので、腱鞘炎にはなりやすいと言えます。

また、頭蓋骨の歪みや脳の緊張などから、視床下部や下垂体に問題が起きていても、これらのホルモンバランスに影響を及ぼしますので注意が必要です。

体の使い方が悪い

何かの動作を行う時に、姿勢が悪かったり、腕や体全体を使わずに指先や手首だけで行っていると、負担が手に集中してしまうため、腱鞘炎になりやすくなります。

特にピアニストなどの音楽家や美容師、料理人の方などは注意が必要で、長年のクセでなんとなく行っていたやり方が、実は体の負担になっていた。という事は結構ありますので、負担の少ない使い方を学ぶ必要があります。

また、現代人に多いのがパソコン作業で腱鞘炎になる方ですが、パソコン作業の場合はどうしても指先だけでの作業になりますので、最低限猫背を注意したり、座り方には気をつけて、手への負担を減らしてあげる必要があります。

スマートフォンの過剰使用

最近ものすごい勢いで増えているのが、スマホのやり過ぎによる腱鞘炎です。

スマホは普段何気なく使っていると思いますが、手の酷使具合は相当なもので、若い子に多いのかな?と思いきや、ゲームアプリにハマっている40代、50代の方も結構腱鞘炎になっています。

実際、LINEなどでやり取りしている分にはそこまでダメージにはならないと思いますが、ゲームアプリは自分の疲労を無視して熱中してしまいますので、知らず知らずのうちに手にダメージを負ってしまい、治りづらい状態を作ってしまいます。

まとめ

腱鞘炎は手首や指を酷使したことで引き起こされますが、同じように手を使ってても、腱鞘炎になる人とならない人がいるのは、隠れた原因が存在するからです。

抹消神経が緊張していたり、肘や手が歪んでいる人。体の使い方が悪くスマートフォンを長時間使用する人などは、腱鞘炎を引き起こしやすくなっていますので、指や手の使いすぎには注意してください。

また、女性の場合はホルモンバランスも大きく症状に影響するため、日頃からバランスを崩さないようにすることと、乱れた時にしっかりと整えてあげる事が大切です。